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本トピック:"
魚鱗供養塔
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(トピック型:"塚")
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Ψ http://topicmaps-space.jp/psi/kuyo/tumulus-1000499
【内部出現】
項目
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内容
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緯度/経度 (10進数)
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34.986814 /139.861128
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緯度/経度 (60進数)
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34°59′12.5″/139°51′40.1″
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所在地
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館山市 館山1192-1
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祀りの場など
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三福寺
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その他
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新井浦の漁民たちの手によって、魚類を供養するために建立された。高さは150cmほどで、塔正面には「浄土三部経、為滅生魚鱗等離若得楽、一石一字」と深く刻まれている。浄土三部経とは、「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」という三種類のお経で、浄土教の根本のような長いお経です。為滅生魚鱗等離若得楽は、、もともと「離若得楽」という言葉が正しく、死んだ魚たちが苦しみを離れて安楽を得ますようにという意味なのです。ここでは悪い字の「苦」という字を避けて「若」という字で代用しています。 「一石一字」とは、「一字一石」ともいい、末法の世と言われる遠い未来に、仏の教えを伝えようとして、たくさんの小石を集め、そこの一つ一つにこの長い経文を一文字づつ順番に書いて、それを地中深く埋めて、地上に宝塔を建てたもの。右側面に、「一石に一字を書いてこれを宝塔に納めました。祈るところは、大小の魚類の苦しみを除き、後生の善報を願います」とあり、左側面には、先ほどの「仏説無量寿経」巻下に説かれる「天下和順日月清明風雨以時災厲不起」と言う国土の平和と安全を意味する言葉が彫られています。裏面には「南無阿弥陀仏/享保十五年龍集庚戌九月吉辰」とある。約二七〇年ほど前の享保十五年(一七三〇)の九月に建立されたことが分かります。 南房総データベース お茶の間博物館 > お茶の間博物館 148 (平成9年7月)
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【関連】
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位置する(市区町村)
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市区町村内の塚:
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魚鱗供養塔
(塚)
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所在市区町村:
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館山市
(市区町村)
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位置する(都道府県)
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都道府県内の塚:
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魚鱗供養塔
(塚)
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所在都道府県:
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千葉県
(都道府県)
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供養する
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供養対象:
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魚鱗供養塔
(塚)
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供養対象分類:
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魚類
(対象)
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分類する
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域分類対象:
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魚鱗供養塔
(塚)
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域分類:
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水域
(域)
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建立する
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建立年の塚:
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魚鱗供養塔
(塚)
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建立した年:
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1730
(建立年)
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記述する
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記述対象の塚:
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魚鱗供養塔
(塚)
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記述文献:
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南房総データベースお茶の間博物館
(文献)
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記述対象の塚:
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魚鱗供養塔
(塚)
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記述文献:
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[三浦2010]
(文献)
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