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観相 トピックマップ 6

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トピック: "顔"    (トピック型: 部位)
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下賤之相
よみ
  1. げせんのそう
付注
  1. 下賤の相種々あれども其一を挙頭大にして頤(おとがひ)横へはり額せまく紋(すぢ)多く〔後略〕
文語よみ
  1. げせんのさう

【関連】
出典する
  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0040 (貧窮之相)
  後:  eiman_157_0060 (名発相)
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  描画対象役割:  下賤之相



  
下賤之相
よみ
  1. げせんのそう
文語よみ
  1. げせんのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_169a1.jpg (貧窮之相)
  後:  koku_170a1.jpg (聡慧相)
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  描画対象役割:  下賤之相



  
下賤之相
よみ
  1. げせんのそう
文語よみ
  1. げせんのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_160a1.jpg (貧窮之相)
  後:  koku_161b1.jpg (名発相)
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  描画対象役割:  下賤之相



  
下賤相
よみ
  1. げせんのそう
付注
  1. すべて下賤の女の相は丈低く肥ふとり手足あらあらしく肌理あらく指先太く短し○〔中略〕耳大なれども色黒く毫毛(うぶけ)多くはえ目より下につきて耳球なく粘貼(ひつゝけ)たるやうにて頤短かきは下賤の女にて良夫に添ふことかたく生涯苦労多し。
文語よみ
  1. げせんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0030 (貧窮之相)
  後:  eiman_164_0045 (至下賤相)
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  描画対象役割:  下賤相



  
下賤相
よみ
  1. げせんのそう
付注
  1. 下賤相(げせんのさう)」下賤(げせん)の女(をんな)の相(さう)は丈低(せひき)く肥(こへ)」太(ふと)り足手(あして)暴(あら〳〵)しく指先(ゆびさき)太(ふと)」く短(みぢか)し面(をもて)は短(みぢか)く平面(ひらをもて)にして」腮(はう)の骨高(ほねたか)く額広(ひたいひろ)く小皺(こじわ)」多(をゝ)し眉毛(まゆげ)至(いた)つて濃(こふ)く眼大(めをほ)」いにして円(まろ)く窄(くぼ)み俗(ぞく)に云(いふ)団子(だんご)」鼻(ばな)にて大(をほ)きく口大(くちをほ)いにして唇(くちびる)あ」つく耳(みゝ)大(をほ)いなれど珠引(たぶひつ)ぱり」て色黒(いろくろ)〻は是(これ)下賤(げせん)の相(さう)に」して生涯(しやうがい)苦労(くろう)多(をゝ)しと也』
文語よみ
  1. げせんのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_009a0.jpg (貧窮相)
  後:  buk_1_010a0.jpg (至下賤相)
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  描画対象役割:  下賤相



  
俗濁之相
よみ
  1. ぞくだくのそう
文語よみ
  1. ぞくだくのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_2_002b0.jpg (悪頑之相)
  後:  mai_4_005a1.jpg (交加眉)
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  描画対象役割:  俗濁之相



  
俗相
よみ
  1. ぞくそう
文語よみ
  1. ぞくさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0070.jpg (悪相)
  後:  keising2_41_0090.jpg (富相)
描く
  描画対象役割:  俗相



  
俗相
よみ
  1. ぞくそう
文語よみ
  1. ぞくさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0070 (悪相)
  後:  sinseig2_47_0090 (富相)
描く
  描画対象役割:  俗相



  
俗相
よみ
  1. ぞくそう
付注
  1. 八云 俗相(ぞくさう)」俗とは下賤(げせん)のこと也。」心(こゝろ)にごりて清(きよ)からず。」いやしきいとなみを」求る相(さう)なり。たとへ衣」食(いしよく)ありても用(もち)ゆる」ことならず。され共(ども)心(こゝろ)」はりちぎなるべし」右これ八(はつ)相(さう)也。男女(なんによ)」ともにこの通(とほ)りに。見」分(わく)るに違(ちが)ひあるべから」ず。よく〳〵考(かんがへ)べし』
文語よみ
  1. ぞくさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_024b1.jpg (悪相)
  後:  kokaman_025b1.jpg (富相)
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  描画対象役割:  俗相



  
俗相
よみ
  1. ぞくそう
付注
  1. 俗相(ぞくさう)」俗相(ぞくさう)は下賤(げせん)の相(さう)なり。心(こゝろ)」にごりて潔(いさぎよ)からず。いやしき」家業(かげふ)をするか。又(また)は人」の奴僕(やつこ)となりて一生(いつしやう)を」終(おは)るなり。才智有(さいあり)といふ」とも下賤(げせん)の才也(さいなり)。衣食有(いしょくあり)」ても用(もちゆ)る所(ところ)なし。されども」心(こゝろ)正直(しやうぢき)にて人の気(き)にも入べし」○右十一品(しな)の相(さう)男女(なんによ)とも」大体(だいてい)是(これ)にて見るにちがひ」なし。よく考(かんが)へしるべし』
文語よみ
  1. ぞくさう
相判断
  1. ●●●

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_005b0.jpg (悪相)
  後:  buk_1_007a0.jpg (美人相)
描く
  描画対象役割:  俗相



  
兄弟
よみ
  1. きょうだい
文語よみ
  1. きやうだい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_013a1.jpg (財帛)
  後:  suk_1_013b1.jpg (田宅)
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  描画対象役割:  兄弟



  
出世相
よみ
  1. しゅっせのそう
付注
  1. 出世相(しゆつせのさう)」丈(せ)は少(すこ)し中丈(ちうぜい)にて肥(こへ)ず痩(やせ)ず」指長(ゆびなが)く掌柔(てのうちやわらか)にて常(つね)に紅(あか)きい」ろ艶有(つやあり)面方長(をもてをもなが)にて額少(ひたいすこ)し開(ひら)」き髪(かみ)は生際(はへぎわ)を薄(うす)からず眉(まゆ)は目(め)」長(なが)く二皮眼(ふたかわめ)にて口元(くちもと)尋常(じんじやう)」にて耳(みゝ)は円(まろ)く大(をほ)き也声(こへ)さ」わやかにて常(つね)にもの云(いわ)ず右体(みぎてい)」の女(をんな)は立身出世(りつしんしゆつせ)する事(こと)う」たがひ有(ある)べからず』
同義
  1. 大発迹相
文語よみ
  1. しゆつせのさう
相判断

【関連】
出典する
  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_007a0.jpg (美人相)
  後:  buk_1_008a0.jpg (娼妓相)
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  描画対象役割:  出世相



  
出家相
よみ
  1. しゅっけするそう
付注
  1. 頭円く脳後の骨高く顛頂(いたゞき)平にて面方長に○〔中略〕耳いたつて細く長うして柔に色青白くうしろへ貼着たる如きは尊き出家となる相なり
文語よみ
  1. しゆつけするさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0130 (膂力相)
  後:  eiman_157_0150 (盗賊相)
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  描画対象役割:  出家相



  
厚相
よみ
  1. こうそう
付注
  1. ※慶安版は相の配列を間違えたため見出しを「後曰厚」とする。
文語よみ
  1. こうさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_33_0160.jpg (覆船口)
  後:  keising2_41_0020.jpg (威相)
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  描画対象役割:  厚相



  
厚相
よみ
  1. こうそう
文語よみ
  1. こうさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0010 (威相)
  後:  sinseig2_47_0030 (清相)
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  描画対象役割:  厚相



  
厚相
よみ
  1. こうそう
付注
  1. 一 云(いはく)厚相(こうさう)」 そのかたちつよくして。福徳(ふくとく)ありこの」人(ひと)は心(こゝろ)あつく。よく大(だい)」気(き)にして。貴人(きにん)高(かう)」人(にん)と論じわかことも。」こゝろ少し(すこし)もおくせず。」たとへば山(やま)のごとく。」太舩(たいせん)のごとし。ひけ」ども来(きた)らず。うごか」せども動(どう)ぜず。老(らう)」年(ねん)にてなを〳〵よし
文語よみ
  1. こうさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_013a1.jpg (六府三才亭之図)
  後:  kokaman_022a1.jpg (威相)
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  描画対象役割:  厚相



  
厚重之相
よみ
  1. こうじゅうのそう
文語よみ
  1. こうぢうのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_1_008b0.jpg (威猛之相)
  後:  mai_1_009b0.jpg (清秀之相)
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  描画対象役割:  厚重之相



  
古恠之相
よみ
  1. こかいのそう
文語よみ
  1. こくわいのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_1_009b0.jpg (清秀之相)
  後:  mai_2_001b0.jpg (孤寒之相)
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  描画対象役割:  古恠之相



  
古相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0030.jpg (清相)
  後:  keising2_41_0050.jpg (孤相)
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  描画対象役割:  古相



  
古相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0030 (清相)
  後:  sinseig2_47_0050 (孤相)
描く
  描画対象役割:  古相



  
古相
よみ
  1. こそう
付注
  1. 四云古(こ)相(さう)」古(こ)とはいやしから」ずして。こゝろしゐて」愚痴(ぐち)にて一(いつ)切(さい)に」気(き)づきひたへず。」もの事に。分(ふん)別(べつ)し」てしかもよき分(ふん)」べつもなく人(ひと)より」うとまるゝ相(さう)なり。」よく〳〵つつしみて」こゝろ得べし
文語よみ
  1. こさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_022b1.jpg (清相)
  後:  kokaman_023b1.jpg (孤相)
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  描画対象役割:  古相



  
古相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_027a0.jpg (清相)
  後:  hik_1_028a0.jpg (金形相)
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  描画対象役割:  古相



  
古相
よみ
  1. こそう
付注
  1. 古相(こさう)」古相(こさう)は全体(ぜんたい)いやしかぬ」人品(じんひん)なれども。心吝嗇(こころりんしよく)にし」てしかも愚痴(ぐち)なり。一切(いつさい)」の事(こと)に心遣(こゝろづか)ひ絶(たへず)。物(もの)こと」に分別(ふんべつ)すれども。好事(よきこと)も出(いで)」来(きた)らず。人(ひと)にもうとまるゝ也。」たゞ慈悲心(じひしん)を起(をこ)して人」をもめぐみ救(すく)ふべし。よく」〳〵慎(つゝしみ)て心得(こゝろう)べし』
文語よみ
  1. こさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_003a0.jpg (寿相)
  後:  buk_1_004a0.jpg (夭相)
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  描画対象役割:  古相



  
古相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_001a0.jpg (清相)
  後:  suk_5_002a0.jpg (怪相)
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  描画対象役割:  古相



  
名発相
よみ
  1. なをあぐるそう
付注
  1. 面容うんなりとして方長に額広く高し○眉のかゝりうんなりと見えて眉尻(めじり)ほど太く毛の色黒く光ありてながく眼より高き事一寸許なり〔後略〕
文語よみ
  1. なをあぐるさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0050 (下賤之相)
  後:  eiman_157_0070 (聴慧相)
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  描画対象役割:  名発相



  
名発相
よみ
  1. なをあぐるそう
付注
  1. 口(くち)を開(ひら)かせたるは歯(は)なみを知(し)らせんために図(づ)するなり
文語よみ
  1. なをあぐるさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_161a1.jpg (下賤之相)
  後:  koku_162a1.jpg (聡慧相)
描く
  描画対象役割:  名発相



  
命宮
よみ
  1. めいきゅう
文語よみ
  1. めいきう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_011b0.jpg (五星・六曜)
  後:  suk_1_013a1.jpg (財帛)
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  描画対象役割:  命宮



  
土形
よみ
  1. どけい
付注
  1. 土形厚重ヲ取る、骨重く肉実り、頭面厚大にして、鼻準は豊隆なり、口濶く唇厚く頤豊かなり、腰背は亀の如く、声重く、手足皆厚し、色は明黄ヲ喜び、気魄広大なる者は、真ノ土形為り。(原漢文)
文語よみ
  1. どけい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_046a0.jpg (火形)
  後:  suk_5_054b0.jpg (玉枕之図)
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  描画対象役割:  土形



  
土形相
よみ
  1. どぎょうそう
文語よみ
  1. どぎやうさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_029b0.jpg (火形相)
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  描画対象役割:  土形相



  
大発跡相
よみ
  1. おおいにしゅっせするそう
文語よみ
  1. おほゐにしゆつせするさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_167b1.jpg (美人之相)
  後:  koku_169a1.jpg (貧窮之相)
描く
  描画対象役割:  大発跡相



  
大発迹相
よみ
  1. おおいにしゅっせするそう
付注
  1. 総て親より生れ勝(まさ)り格別に出世する女子は世間なみの女子と違ふて異なる相あり大体美人の相に似て又大に異なり丈(せ)は中丈にて少し小まへに見え体痩たれども骨出ず肌つややかなり勿論手足じんじやうにて指長く手の内柔らかにて常に紅き白艶(いろつや)あり○〔後略〕
文語よみ
  1. おほいにしゆつせするさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0010 (美人相)
  後:  eiman_164_0030 (貧窮之相)
描く
  描画対象役割:  大発迹相



  
夫婦
よみ
  1. ふうふ
付注
  1. 此相はすべておとなしき者にあつて美人の面相(かほかたち)に似て目はな口耳すべてうんなりと見え眼と眉との間高く眉毛細く長く三日月形にて色光よく常に眉の上より眉の間薄紅に光有て〔中略〕此女の相は夫婦和順にして捨らるゝの憂なし女の相に和順なるは稀なり和順なれば子あるの理なり家富さかへる運あり尤女たるものはうらやむべき善相也
文語よみ
  1. ふうふ

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0120 (娼妓成相)
描く
  描画対象役割:  夫婦



  
夫婦和諧相
よみ
  1. ふうふなかよきさう
文語よみ
  1. ふうふなかよきそう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_174a1.jpg (娼婦成相)
描く
  描画対象役割:  夫婦和諧相



  
夭死之相
よみ
  1. わかじにのそう
付注
  1. 頭大なるあり小さきもあれども左へか右へか歪みあり面大小に拘はらずせゝこましく少し肥て色薄煤け体は痩て気短く平日に眉をひそめ眉尾下り○〔中略〕耳薄く青白けて垂球なく粘着(ひつゝき)たる如き相はかならず中年までに死する者なり
文語よみ
  1. わかじにのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0150 (盗賊相)
  後:  eiman_157_0170 (長寿之相)
描く
  描画対象役割:  夭死之相



  
夭相
よみ
  1. ようそう
文語よみ
  1. えうさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0130.jpg (寿相)
  後:  keisingi3_27_a010.jpg (論痕紋)
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  描画対象役割:  夭相



  
夭相
よみ
  1. ようそう
文語よみ
  1. えうさう

【関連】
出典する
  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0130 (寿相)
描く
  描画対象役割:  夭相



  
夭相
よみ
  1. ようそう
付注
  1. 夭相」夭相(ようさう)とはいのちみ」ぢかきをいふ。少(すこ)し」肥(こへ)て気(き)みぢかく。」ひたいとがりまゆの」あひだ。せばくして」耳(みゝ)うすく。鼻(はな)おぼ」へずたれ。鼻(はな)のなか」より。毛(け)はへいでて」歯(は)くろくうは歯(は)出(いで)」て口(くち)びるそり。おと」がひみぢかく。つねに」かほにうれひありて。酒(さけ)にゑひたるごとく形(かたち)にかげなく身の」にく厚(あつ)く皮(かは)うすく。のんどの下(した)のほね上(あが)りたるこれ短命(たんめい)也」
文語よみ
  1. ようさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_028b1.jpg (寿相)
  後:  kokaman_030a1.jpg (紋痕論)
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  描画対象役割:  夭相



  
夭相
よみ
  1. ようそう
付注
  1. 夭相」夭相(ようさう)と短命(たんめい)の相(さう)。いのちみ」ぢかきをいふ。額(ひたい)とがり。耳(みゝ)う」すく。眉の間(あたひ)せはく。すこし」犯肉(とらへじゝ)にて気(き)みぢかく。鼻(はな)の」中(なか)より毛(け)はへ出(いで)。歯(は)なみあ」しく色黒(いろ)し。うは歯(ば)いでゝ」唇薄(くちびるうす)く。頤(おとかひ)みぢかく。常(つね)に」面(おもて)に愁(うれひ)の色有(いろあつ)て酒(さけ)に酔(ゑひ)」たるが如(こと)し。おのづから影(かげ)なく。」皮薄(かはうす)くして勢(いきほひ)なく。運(うん)も拙(つたな)」く。咽(のんど)の下骨(したぼね)上(あが)りて下相也。』
文語よみ
  1. ようさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_003b0.jpg (古相)
  後:  buk_1_004b0.jpg (孤独)
描く
  描画対象役割:  夭相



  
奇相
よみ
  1. きそう
文語よみ
  1. ぎさう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_002a0.jpg (怪相)
  後:  suk_5_043a0.jpg (金形)
描く
  描画対象役割:  奇相



  
奴僕
よみ
  1. ぬぼく
文語よみ
  1. ぬぼく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_014a0.jpg (男女)
  後:  suk_1_014b0.jpg (妻妾)
描く
  描画対象役割:  奴僕



  
妻妾
よみ
  1. さいしょう
文語よみ
  1. さいせふ

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_014a1.jpg (奴僕)
  後:  suk_1_014b1.jpg (疾厄)
描く
  描画対象役割:  妻妾



  
威猛之相
よみ
  1. いもうのそう
文語よみ
  1. ゐまうのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_1_008a0.jpg (女人面痣之図)
  後:  mai_1_009a0.jpg (厚重之相)
描く
  描画対象役割:  威猛之相



  
威相
よみ
  1. いそう
付注
  1. ※慶安版は相の配列を間違えたため見出しを「前曰威」とする。
文語よみ
  1. ゐさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0010.jpg (厚相)
  後:  keising2_41_0030.jpg (清相)
描く
  描画対象役割:  威相



  
威相
よみ
  1. いそう
文語よみ
  1. ゐさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_38_0160 (桜桃口)
  後:  sinseig2_47_0020 (厚相)
描く
  描画対象役割:  威相



  
威相
よみ
  1. いそう
付注
  1. 二云(いはく)威相(いさう)」この相(さう)ゐせいありて。」一生(いつしやう)人にしたかはす」して物(もの)のかしらと」 なるべし人にうやま」はれおそるゝなり。人」よりあなどらるゝ事」なくして慈悲(じひ)ふか」くして。下〻(しも〴〵)をあはれ」みて。すゑはんじやう」し給てゑいぐわなる」べし』
文語よみ
  1. ゐさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_021b1.jpg (厚相)
  後:  kokaman_022b1.jpg (清相)
描く
  描画対象役割:  威相



  
威相
よみ
  1. いそう
付注
  1. 威相(ゐさう)」威相(ゐさう)は骨法(こつはふ)に威勢(ゐせい)あり」眼中(がんちう)すゞやかに光(ひか)り有(あり)。色(いろ)」薄赤(うすあか)く。其心(そのこゝろ)広(ひろ)くたくま」し。生涯(しやうがい)人に随(したが)ふ事(こと)なく。」物(もの)の頭(かしら)と なるべし。人敬(うやま)ひ」恐(おそ)るゝ也(なり)。人にあなどらるゝ」こと〔な〕し。上(かみ)を敬(うやま)ひ下(しも)を憐(あはれ)」み。慈悲心(じひしん)ふかかるべし。其」威(ゐ)にほこり驕(おご)る心(こゝろ)有(あら)ばあ」しし。たゞ愛敬(あいきやう)を専(もつは)らと」して。繁昌(はんじやう)栄花(えいぐわ)なるべし』
文語よみ
  1. ゐさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_002a0.jpg (清相)
  後:  buk_1_003a0.jpg (寿相)
描く
  描画対象役割:  威相



  
娼妓成相
よみ
  1. ゆうじょになるそう
付注
  1. 好んで遊女になる女よくあり又親貧うして是非なく娼婦となるも多し大体面に対しては口至て小さく○〔中略〕常に両の頬薄紅又きらきらするも有右体のそうあるは極て遊女になりて身に福ふり其余の相は至賤しき遊女となるもの多けれども論ずるにたらず
文語よみ
  1. ゆうぢよになるさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0110 (淫乱相)
  後:  eiman_164_0130 (夫婦)
描く
  描画対象役割:  娼妓成相



  
娼妓相
よみ
  1. じょろうのそう
付注
  1. 娼妓相(ぢよろうのさう)」面(をもて)に対(たい)しては口至(くちいた)つて少(すくな)く眉(まゆ)あ」らく薄(うす)し額高(ひたいたか)く見(み)へよけれ共(ども)」削(けづ)る如(ごと)し耳珠円(みみたぶまる)く前(まへ)のかた」へ曲(まが)り肉薄(にくうす)くして血筋多(ちすじおほ)し」眼圓(めまろ)くすゞやかにて薄黄色(うすきいろ)」青(あを)みつきたるも有(あり)常(つね)に両(りやう)の」頬薄紅(ほううすあか)くまた晃〻(きら〳〵)とする」は大体(たいてい)親兄弟(おやけうだい)の縁薄(えんうす)く」呴労多(くろうをゝ)くして夫(をつと)の縁破(ゑんやぶ)れて」遊女(ゆうじよ)などになる相(さう)なり』
同義
  1. 娼妓成相
文語よみ
  1. ぢよろうのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_007b0.jpg (出世相)
  後:  buk_1_008b0.jpg (貞質相)
描く
  描画対象役割:  娼妓相



  
娼婦成相
よみ
  1. しょうふになるそう
文語よみ
  1. せうふになるさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_173a1.jpg (淫乱相)
  後:  koku_174b1.jpg (夫婦和諧相)
描く
  描画対象役割:  娼婦成相



  
嫉妬深相
よみ
  1. りんきふかきそう
付注
  1. すべて悋気深きは大女房には少(まれ)なり小体大女房中女房に多し額の骨高く探り見れば凸凹あり○〔中略〕頤すぼり頤の骨きつとせしは悋気妬深しすべて物妬(ものねたみ)する女は魂性わるき相と淫乱の相と三ツよく似たるもの也引合して知べし
文語よみ
  1. りんきふかきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0090 (艱難の相)
  後:  eiman_164_0110 (淫乱相)
描く
  描画対象役割:  嫉妬深相



  
嫉妬着相
よみ
  1. りんきふかきそう
文語よみ
  1. りんきふかきそう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_172a1.jpg (艱難遭相)
  後:  koku_173a1.jpg (淫乱相)
描く
  描画対象役割:  嫉妬着相



  
嫉妬着相
よみ
  1. りんきふかきそう
付注
  1. 嫉妬着相(りんきふかきさう)」面方長(めんをもなが)も圓(まろ)きも有(あり)下腮(したはう)は」り髪薄(かみうす)く剛(こわ)く光(つや)なく顔(かを)」の色白(いろしろ)けれども晃〻(きら〳〵)として」額(ひたい)の骨高(ほねたか)く凸凹(たかひく)あり眉短(まゆみぢか)」く薄(うす)し眼(め)は落窪(おちくぼ)み口大(くちおほ)口」にして歯(は)さき尖(とが)り或(あるひ)は重歯(かさなりば)」有(あり)頤窄(をとがひすぼ)り頤(をとがい)の骨(ほね)きつと」せしは悋氣嫉(りんきねた)み深(ふか)し都(すべ)て悋(りん)」気(き)する女魂性悪(こんじやうわる)き相(さう)と淫(いん)」乱(らん)の相(さう)と似(に)たる物(もの)也見究(みきわ)むべし』
同義
  1. 嫉妬深相
文語よみ
  1. りんきふかきさう
相判断
類似
  1. 魂性悪相/淫乱相

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_012a0.jpg (艱難相)
描く
  描画対象役割:  嫉妬着相



  
子の有相
よみ
  1. このあるそう
付注
  1. 総て子の有無は面にては知りがたし、但し鼻の下の溝しりばりに深きもの或は溝下ばりなれども浅き者は子あり〔中略〕尾魚(まなじり)に横皺多く長くして髪黒きは男子多く女子少し猶委しくは口授にあらざれば筆髪には記がたし
文語よみ
  1. このあるさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0050 (慧聡相)
  後:  eiman_164_0070 (子の無相)
描く
  描画対象役割:  子の有相



  
子の無相
よみ
  1. このなきそう
付注
  1. 子なき相も面部にては知がたし然ども両眼おちくぼり鼻の下の溝上ひらき下細きか又いたつて浅きは子なしとしるべしまた溝下にて広くともわらふ時横に紋(すぢ)出る者は子なし是阿部系の伝なり○〔中略〕能肥て骨なき如くなるは子なし其余種々あれども略す
文語よみ
  1. このなきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0060 (子の有相)
  後:  eiman_164_0080 (魂性悪相)
描く
  描画対象役割:  子の無相



  
孤寒之相
よみ
  1. こかんのそう
文語よみ
  1. こかんのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_2_001a0.jpg (古恠之相)
  後:  mai_2_002a0.jpg (薄弱之相)
描く
  描画対象役割:  孤寒之相



  
孤独
よみ
  1. こどく
付注
  1. 孤独(こどく)はみなし子(ご)といふ義(ぎ)也。」一生独身(いつしやうひとりみ)にて辛苦(しんく)すべし。」頭体(かしらからだ)ともに上下(うへした)すぼり。き」しつせまり。偏屈(へんくつ)にして。面体(めんてい)」こがれ色(いろ)にて。肩(かた)いからず。眉(まゆ)」毛短(けみぢか)く。耳小(みゝちいさ)く薄(うす)く。鼻(はな)ひ」らき。鼻(はな)の穴大(あなおほ)きに。顔色(かほいろ)」あしく。惣身骨(さうみほね)だち。はら」小(ちいさ)く。足長(あしなが)く痩(やせ)て思(おも)ひ事(ごと)」たへ。次。万事(ばんじ)運(うん)つたなくし」て心(こゝろ)がけ多(おほ)き相(さう)なり』
文語よみ
  1. こどく
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_004a0.jpg (夭相)
  後:  buk_1_005a0.jpg (貧相)
描く
  描画対象役割:  孤独



  
孤相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0040.jpg (古相)
  後:  keising2_41_0060.jpg (薄相)
描く
  描画対象役割:  孤相



  
孤相
よみ
  1. こそう
文語よみ
  1. こさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0040 (古相)
  後:  sinseig2_47_0060 (薄相)
描く
  描画対象役割:  孤相



  
孤相
よみ
  1. こそう
付注
  1. 五云孤相(こさう)」孤(こ)といふは仕合(しあは)せ」よからず。妻子(さいし)なく」一生(いつしやう)苦労(くらう)ありて」あもひごとたへす。たと」へば雨(あめ)のうちに鷺(さぎ)」ともをたづねて立(た)」てるがごとし。され」ども出家(しゆつけ)しては」よし。大信心(だいしん〴〵)のおこし」観音(くわんおん)ふどうをねん」ずべし』
文語よみ
  1. こさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_023a1.jpg (古相)
  後:  kokaman_024a1.jpg (薄相)
描く
  描画対象役割:  孤相



  
孤苦相
よみ
  1. こくそう
文語よみ
  1. こくさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0110.jpg (貧賤相)
  後:  keising2_41_0130.jpg (寿相)
描く
  描画対象役割:  孤苦相



  
孤苦相
よみ
  1. こくそう
文語よみ
  1. こくさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0110 (貧賤相)
  後:  sinseig2_47_0130 (寿相)
描く
  描画対象役割:  孤苦相



  
孤苦相
よみ
  1. こくのそう
付注
  1. 孤(こ)苦(く)の相(さう)とは。一(いつ)生(しやう)みなしごとなつて。くろうたへず特に云(いは)く。」人(ひと)孤(こ)独(どく)なる事は。何(なに)によるに顴(くわん)骨(こつ)たかく。気しつせまり」て。和(くわ)せずへんくつにして。おもての色(いろ)こがれ。眉(まゆ)すこしにて」まなこに。くろきところすくなし。いろあかく鼻(はな)のなりひら」たうして。あなおほきく角(かど)ありて。口(くち)せばくものくらふ事」ゐのししりごとく。耳(みみ)ちいさくしてうすく。くびうへしたすぼり」中(なか)ふとく。肩(かた)せばく身(み)のすぢあらはれ。物(もの)事(ごと)こゝろにかゝり」おもふ事たへず。みな是(これ)孤(こ)どくの相(さう)なり。これには口(く)伝(でん)あり。」よく〳〵見あはせて相(さう)すべし』
文語よみ
  1. こくのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_027a1.jpg (貧賤の相)
  後:  kokaman_028b1.jpg (寿相)
描く
  描画対象役割:  孤苦相



  
官禄
よみ
  1. かんろく
文語よみ
  1. くわんろく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_015a0.jpg (遷移)
  後:  suk_1_015b0.jpg (福徳)
描く
  描画対象役割:  官禄



  
富相
よみ
  1. ふそう
文語よみ
  1. ふさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0080.jpg (俗相)
  後:  keising2_41_0100.jpg (貴相)
描く
  描画対象役割:  富相



  
富相
よみ
  1. ふそう
文語よみ
  1. ふさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0080 (俗相)
  後:  sinseig2_47_0100 (貴相)
描く
  描画対象役割:  富相



  
富相
よみ
  1. ふくそう
付注
  1. 富相(ふくさう)」富相とはかたち」あつく。神(たましゐ)やすく気(き)き」よく。音声(わうしき」にて。項(うなじ)大にてひ」たい高(たか)く眼(まなこ)あきらか」に。まゆひろく耳(みゝ)あつ」く唇(くちびる)くれなゐにし」て。鼻(はな)すじとほりて」面(おもて)しかくに背(せなか)あつ」く。腰(こし)たゞしうして皮(かは)うるほひ。腹(はら)だれ歯(は)なみよく色白(いろしろ)くし」て。ばんじゆたかなるは財宝((ざいほう)おほし』
文語よみ
  1. ふくさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_025a1.jpg (俗相)
  後:  kokaman_026a1.jpg (貴相)
描く
  描画対象役割:  富相



  
寿相
よみ
  1. じゅそう
文語よみ
  1. じゆさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0120.jpg (孤苦相)
  後:  keising2_41_0140.jpg (夭相)
描く
  描画対象役割:  寿相



  
寿相
よみ
  1. じゅそう
文語よみ
  1. じゆさう

【関連】
出典する
  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0120 (孤苦相)
  後:  sinseig2_47_0140 (夭相)
描く
  描画対象役割:  寿相



  
寿相
よみ
  1. じゅそう
付注
  1. 寿相(じゆさう)」寿相(じゆさう)とは命(いのち)ながきをいふ。詩(し)にいはく富貴(ふうき)の相は見(み)」やすく。世(よ)に見かたきは寿相(じゆさう)なり。まづひたいゆたかにして。」両(りやう)のまゆながく。頬(ほう)」ぼねのにくおほく」耳(みゝ)の中(なか)に毛(け)はへ眼(め)」のうちすゞしく四十過(すぎ)」て眉(まゆ)の毛(け)しらがじ交(まじ)」りに鼻(なか)のなか正(たゝ)しく」おとがい豊(ゆたか)に歯(は)の」色(いろ)しろく耳(みゝ)大きに」三停(さんてい)よくなれ合(あひ)」たるはこれ寿相(じゆさう)」なり』
文語よみ
  1. じゆさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_027b1.jpg (孤苦相)
  後:  kokaman_029a1.jpg (夭相)
描く
  描画対象役割:  寿相



  
寿相
よみ
  1. じゅそう
付注
  1. 寿相(じゆさう)」寿相(じゆさう)は命(いのち)ながき相(さう)なり」此相(このさう)は甚見(はなはだみ)わけがたしと云(いへ)り。」額(ひたひ)ゆたかに両(りやう)の眉長(まゆなが)く。耳(みゝ)」の中(なか)に毛(け)はへ。鼻筋(はなすぢ)正(たゞ)し」く。歯(は)なみ揃(そろ)ひて。色白(いろしろ)く。」おとがひ尖(とが)らず。鼻(はな)の下(した)な」がく。五十餘歳(ごじふよさい)にして眉(まゆ)」に白髪(しらが)まじり。全体(ぜんたい)豊(ゆたか)」にして心広(こゝろひろ)く。何事(なにごと)にも」動(どう)ぜざるは。かならず長(ちやう)」寿(じゆ)をたもつ相(さう)なり』
文語よみ
  1. じゆさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_002b0.jpg (威相)
  後:  buk_1_003b0.jpg (古相)
描く
  描画対象役割:  寿相



  
尊貴相
よみ
  1. たっときそう
文語よみ
  1. たつときさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_153b1.jpg (人面十二宮之図)
  後:  koku_158b1.jpg (財主之相)
描く
  描画対象役割:  尊貴相



  
怪相
よみ
  1. かいそう
文語よみ
  1. けさう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_001b0.jpg (古相)
  後:  suk_5_002b0.jpg (奇相)
描く
  描画対象役割:  怪相



  
悪相
よみ
  1. あくそう
文語よみ
  1. あくさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0060.jpg (薄相)
  後:  keising2_41_0080.jpg (俗相)
描く
  描画対象役割:  悪相



  
悪相
よみ
  1. あくそう
文語よみ
  1. あくさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0060 (薄相)
  後:  sinseig2_47_0080 (俗相)
描く
  描画対象役割:  悪相



  
悪相
よみ
  1. あくそう
付注
  1. 七云悪相(あくさう)」悪とはおやにふ孝(かう)」にして。つねに殺生(せつしやう)」をこのみ人を害(がい)」す一しやうこゝろに」悪事(あくじ)をたくみ。人」をなやますさるに」よりて。わが身(み)も」皮(かわ)をやぶりほねを」くだき。一身(いつしん)あやうし」よくつゝしむべし。是(これ)」悪相(あくさう)なり』
文語よみ
  1. あくさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_024a1.jpg (薄相)
  後:  kokaman_025a1.jpg (俗相)
描く
  描画対象役割:  悪相



  
悪相
よみ
  1. あくそう
付注
  1. 悪相(あくさう)」悪相(あくさう)は頤骨高(おとがひほねたか)く。目大(めおほき)に」して額(ひたい)はり。眼(まなこ)するどく。」口大(くちおほ)きにして。眉黒(まゆくろ)く厚(あつ)」く。髭多(ひげおほ)く。色黒(いろくろ)く。魂正(たましいたゞ)し」からず。短慮(たんりよ)にして慈悲心(じひしん)」なく。邪佞(じやねい)にして悪事(あくじ)を」工(たく)み。人(ひと)を悩(なやま)ます。我身も皮を」破(やぶ)り。骨(ほね)を砕(くだ)き。一身危(いつしんあやふ)し。」親(おや)に不孝(かう)にして人と争(あらそ)」ひ。常に折衝を好み親類」不和(わ)にして口説(くぜつ)有(ある)是(これ)なり』
文語よみ
  1. あくさう
相判断
  1. ●●●

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_005a0.jpg (貧相)
  後:  buk_1_006a0.jpg (俗相)
描く
  描画対象役割:  悪相



  
悪頑之相
よみ
  1. あくがんのそう
文語よみ
  1. あくぐわんのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_2_002a0.jpg (薄弱之相)
  後:  mai_2_003a0.jpg (俗濁之相)
描く
  描画対象役割:  悪頑之相



  
愚痴相
よみ
  1. おろかしきそう
文語よみ
  1. おろかしきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_162a1.jpg (聡慧相)
  後:  koku_163a1.jpg (艱難之相)
描く
  描画対象役割:  愚痴相



  
愚癡相
よみ
  1. おろかしきそう
付注
  1. 都て愚痴(あほう)なる者は其形容にあらはれ論ずるに及ばずといへども其一を挙ぐ〔中略〕口しまりなく常にあき歯黄ばみ或は麦はにて唇上へ反鼻と間なく舌短く大なり是愚人の相なり
文語よみ
  1. おろかしきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0070 (聴慧相)
  後:  eiman_157_0090 (艱難之相)
描く
  描画対象役割:  愚癡相



  
慧聡相
よみ
  1. かしこきそう
付注
  1. 姿に高低痩肥あれども大底面方長にて額広からず温(うん)なりと高く髪の生際綺麗にて光(つや)よく○〔中略〕このかしこき相にはえて意地のあしき者と悋気ぶかきものあり是は筆紙には述がたし、右体の相ある者は聡慧器用なりしかれども口かしましく動止(たちふるまい)騒々しきはかしこけれども不器用なり
文語よみ
  1. かしこきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0045 (至下賤相)
  後:  eiman_164_0060 (子の有相)
描く
  描画対象役割:  慧聡相



  
木形
よみ
  1. もくけい
付注
  1. 木形痩直ヲ取る、頭面は骨痩せ、鼻の修まりは直目、細長は手指細くして紋多し、鬚髪は皆清らかに、肩背は挺直、色青く気秀いづるは、真の木なり。(原漢文)
文語よみ
  1. もくけい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_043a0.jpg (金形)
  後:  suk_5_045a0.jpg (水形)
描く
  描画対象役割:  木形



  
木形相
よみ
  1. もくぎょうそう
文語よみ
  1. もくぎやうさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_028a0.jpg (金形相)
  後:  hik_1_029a0.jpg (水形相)
描く
  描画対象役割:  木形相



  
水形
よみ
  1. すいけい
付注
  1. 木形は肥円ヲ取る。肉重く骨軽く、頭面・身手・耳目・口鼻、皆肥円して、色伭(もと)り気静かなれば、真ノ水形為り。(原漢文)。
文語よみ
  1. すいけい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_044a0.jpg (木形)
  後:  suk_5_046a0.jpg (火形)
描く
  描画対象役割:  水形



  
水形相
よみ
  1. すいぎょうそう
文語よみ
  1. すいぎやうさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_028b0.jpg (木形相)
  後:  hik_1_029b0.jpg (火形相)
描く
  描画対象役割:  水形相



  
淫乱之相
よみ
  1. いんらんのそう
付注
  1. 顔の形種々多し只眉毛縷(いとすぢ)の如く又は女の眉に似たり○〔中略〕舌をもつて常時唇をなめる者○目尻のほねに肉なく色青く煤けたるはみな淫乱の相なり
文語よみ
  1. いんらんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0100 (破財之相)
  後:  eiman_157_0120 (魂性悪相)
描く
  描画対象役割:  淫乱之相



  
淫乱之相
よみ
  1. いんらんのそう
文語よみ
  1. ゐんらんのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_163b1.jpg (破財之相)
  後:  koku_165a1.jpg (魂性悪相)
描く
  描画対象役割:  淫乱之相



  
淫乱相
よみ
  1. いんらんそう
付注
  1. 面の形長きあり短きあれど多くは頬骨尖りちよつと目には十人なみの面して少し中窪なり○〔中略〕右いづれも眼の形違どもみな淫乱にして夫の余に男と通ずるものなり〔中略〕鼻梁に竪紋のある者などは極て淫乱なる相なり
文語よみ
  1. いんらんさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0100 (嫉妬深相)
  後:  eiman_164_0120 (娼妓成相)
描く
  描画対象役割:  淫乱相



  
淫乱相
よみ
  1. いんらんのそう
文語よみ
  1. ゐんらんのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_172b1.jpg (嫉妬着相)
  後:  koku_174a1.jpg (娼婦成相)
描く
  描画対象役割:  淫乱相



  
淫乱相
よみ
  1. いんらんのそう
付注
  1. 淫乱相(いんらんのさう)」面(かを)に長短(てうたん)あれども多(をゝ)くは腮(はう)」骨(ぼね)尖(とが)り中窪(なかくぼ)也眉濃(まゆこふ)きもうす」きも有(あれ)ども眉尻(まゆじり)下(さが)り眼(め)は」象(ざう)の眼(め)に似(に)たり鼻梁(はなすじ)さし」通(とを)り鳶口鼻(とびぐちばな)にて根元(ねもと)に婦(ふ)し」有(あり)耳珠(みゝたぶ)薄赤(うすあか)し髪厚(かみあつ)く」生下(はへさが)つて面(かを)の色(いろ)脂(あぶら)づき或(あるひ)は」上皮計(うわかわばか)りてらつきて粉(こ)の吹(ふき)」たる如(ごと)く見(み)ゆるは多分(たぶん)淫乱(いんらん)」なる相(さう)也』
文語よみ
  1. いんらんのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_011a0.jpg (魂性悪相)
  後:  buk_1_012a0.jpg (艱難相)
描く
  描画対象役割:  淫乱相



  
清相
よみ
  1. せいそう
文語よみ
  1. せいさえ

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0020.jpg (威相)
  後:  keising2_41_0040.jpg (古相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清相
よみ
  1. せいそう
文語よみ
  1. せいさえ

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0020 (厚相)
  後:  sinseig2_47_0040 (古相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清相
よみ
  1. せいそう
付注
  1. 三云清相(せいさう)」清(せい)とは心(こゝろ)きよく。たま」しゐたかく。ひいでて」ちりにまじはりても」そまらず。たとへば玉(たま)」のごとく蓮(れん)(ハチス[左傍記]])のごとし」泥中(でいちう)(○ドロノナカ[左傍紀])よりいでゝ泥」にそまらずことに望(のぞ)ん」で過不及(くわふぎう)ならず」中(ちう)をうけたる相(さう)。これ」聖賢(せいけん)の相とも」いふべし』
文語よみ
  1. せいさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_022a1.jpg (威相)
  後:  kokaman_023a1.jpg (古相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清相
よみ
  1. せいそう
文語よみ
  1. せいさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_026b0.jpg (枕骨之図)
  後:  hik_1_027b0.jpg (古相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清相
よみ
  1. せいそう
付注
  1. 清相(せいさう)」清相(せいさう)はたけ高(たか)からず。低(ひく)か」らず。色白(いろしろ)くして。赤(あか)き光(ひか)り」有。心潔(こころいさぎ)よく。魂(たましゐ)たかく秀(ひいで)」て。塵(ちり)にまじはりても染(そま)」らず。玉(たま)の如(ごと)く。泥中(でいちう)の蓮(はちす)の」ごとし。其(その)心操(しんそう)正(たゞ)しくして。」磨(みがけ)どもうすろがす。涅(くり)に」すれどもくろまず。事(こと)に」望(のぞん)で過不及(くわふぎう)なく。生涯(せいがい)」人の下手(したて)に附(つか)ず。人に尊(たつと)び」らる。是(これ)聖賢(せいけん)の相(さう)なり』
文語よみ
  1. せいさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_001b0.jpg (福相)
  後:  buk_1_002b0.jpg (威相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清相
よみ
  1. せいそう
文語よみ
  1. しやうさう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_3_029b0.jpg (睡臥生動、如竜之蟠、安泰如虎之踞、身不動而息不聞者)
  後:  suk_5_001b0.jpg (古相)
描く
  描画対象役割:  清相



  
清秀之相
よみ
  1. せいしゅうのそう
文語よみ
  1. せいしうのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_1_009a0.jpg (厚重之相)
  後:  mai_2_001a0.jpg (古恠之相)
描く
  描画対象役割:  清秀之相



  
火形
よみ
  1. かけい
付注
  1. 火形は紅活なるを取る。頭長くして尖り、鼻目・口歯皆露はなり、耳高く尖り反り、鬚髪微かに赤く、声音焦烈に、性急にして躁暴なり、色鮮やかにして紅活に、神気・肋骨倶に露はなる者は、真ノ火形なり。(原漢文)
文語よみ
  1. くわけい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_045a0.jpg (水形)
  後:  suk_5_047a0.jpg (土形)
描く
  描画対象役割:  火形



  
火形相
よみ
  1. かぎょうそう
文語よみ
  1. くわぎやうさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_029a0.jpg (水形相)
  後:  hik_1_030a0.jpg (土形相)
描く
  描画対象役割:  火形相



  
田宅
よみ
  1. でんたく
付注
  1. 注記「懸は当に縣に作るべし」(原漢文)
文語よみ
  1. でんたく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_013b0.jpg (兄弟)
  後:  suk_1_014a0.jpg (男女)
描く
  描画対象役割:  田宅



  
男女
よみ
  1. だんじょ
文語よみ
  1. なんによ

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_013b1.jpg (田宅)
  後:  suk_1_014a1.jpg (奴僕)
描く
  描画対象役割:  男女



  
疾厄
よみ
  1. しつやく
文語よみ
  1. じちやく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_014b0.jpg (妻妾)
  後:  suk_1_015a0.jpg (遷移)
描く
  描画対象役割:  疾厄



  
盗賊相
よみ
  1. とうぞくのそう
付注
  1. 面体種々あり先眉と眼と間なく眉毛短くあらあらと生(はへ)尾上りなり○〔中略〕赤脈二行両の額の角より髪の中へつらぬく者はかならず盗賊となる者なり慎むべし
文語よみ
  1. とうぞくのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0140 (出家相)
  後:  eiman_157_0160 (夭死之相)
描く
  描画対象役割:  盗賊相



  
相貌
よみ
  1. そうぼう
文語よみ
  1. さうまう

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_015b0.jpg (福徳)
  後:  suk_1_016a0.jpg (五官之図)
描く
  描画対象役割:  相貌



  
破財之相
よみ
  1. はさんのそう
付注
  1. 打見たるところはさしてかじけたる体はみえねども体に合せては頭小さく十人並に見ゆる相にて眉ぬけ落たる如くあらあらと生(はえ)毛短く〔中略〕右等の相ある者はとかく無益の散在し身代保がたし又曰男根はなはだ大なる者は必ず身代を失ふ是又一ツの相矩也
文語よみ
  1. はさんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0090 (艱難之相)
  後:  eiman_157_0110 (淫乱之相)
描く
  描画対象役割:  破財之相



  
破財之相
よみ
  1. はざいのそう
文語よみ
  1. はざいのさう

【関連】
出典する
  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_163a1.jpg (艱難之相)
  後:  koku_164b1.jpg (淫乱之相)
描く
  描画対象役割:  破財之相



  
福徳
よみ
  1. ふくとく
付注
  1. 注記「若は当に苦に作るべし」「閣は当に闊に作るべし」(原漢文)
文語よみ
  1. ふくとく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_015a1.jpg (官禄)
  後:  suk_1_015b1.jpg (相貌)
描く
  描画対象役割:  福徳



  
福相
よみ
  1. ふくそう
付注
  1. 福相(ふくさう)」福相(ふくさう)はかたち厚(あつ)く。肩広(かたひろ)く。」面体(めんてい)四角(しかく)に。柔和(にうわ)に笑(ゑみ)をふ」くみ。眉(まゆ)ひろく耳(みゝ)厚(あつ)く。唇(くちびる)紅(くれなひ)」に。」鼻筋(はなすぢ)通(とほ)り。腰(こし)たか」がまず。色桜色( いろさくらいろ)に。歯(は)なみ」よく。眼中(がんちう)明(あき)らかに。腹(はら)たれ。」心直(こゝろすなほ)にして。万事(ばんじ)豊(ゆた)かに。」愛敬(あいきやう)ありて。人(ひと)よくした」がひかしづき。財宝((ざいほう)多(おほ)くあ」つまり。よく保(たも)つを。福相(ふくさう)」とも富相(ふうさう)ともいふなり』
同義
  1. 富相
文語よみ
  1. ふくさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_001a0.jpg (貴相)
  後:  buk_1_002a0.jpg (清相)
描く
  描画対象役割:  福相



  
美人之相
よみ
  1. びじんのそう
文語よみ
  1. びじんのさう

【関連】
出典する
  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_166a1.jpg (長寿之相)
  後:  koku_168a1.jpg (大発跡相)
描く
  描画対象役割:  美人之相



  
美人相
よみ
  1. びじんそう
付注
  1. 丈(せ)高からず低からず身体の色いたつて白く白き中に光有て別格(かくべつ)に肥ず中肉にして肌理濃かなり〔中略〕右体の相そろひたるを美人の相といひて大いに貴し万人に一人も有こと稀なり
文語よみ
  1. びじんさう

【関連】
出典する
  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0170 (長寿之相)
  後:  eiman_164_0020 (大発迹相)
描く
  描画対象役割:  美人相



  
美人相
よみ
  1. びじんのそう
付注
  1. 美人相」色至(いろいたつ)て白(しろ)き内(うち)に光有(つやあり)格(かく)」別(べつ)に肥(こへ)ず中肉(ちうじゝ)にて肌理(きめ)細(こまか)」也頭円(かしらまろ)く面(をもて)の備(そな)へ少(すこ)し方長(をもなが)」く烏睛(くろたま)大(をほ)いにして明(あきら)か也鼻(はな)」筋(すじ)むつくりと高(たか)く口少(くちちひさ)く唇(くちびる)」赤(あか)く光(つや)りあり耳大(みゝをほ)いにして円(まろ)」く髪(かみ)生下(はへさが)り程(ほど)にて手(て)」足(あし)きよらかにして常(つね)に笑顔(ゑがを)」を含(ふく)み物云事(ものいふこと)しづかなるは」美人(びじん)の相(さう)といへり』
文語よみ
  1. びじんのさう
相判断

【関連】
出典する
  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_006a0.jpg (俗相)
  後:  buk_1_007b0.jpg (出世相)
描く
  描画対象役割:  美人相



  
聡慧相
よみ
  1. かしこきそう
文語よみ
  1. かしこきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_161b1.jpg (名発相)
  後:  koku_162b1.jpg (愚痴相)
描く
  描画対象役割:  聡慧相



  
聡慧相
よみ
  1. かしこきそう
文語よみ
  1. かしこきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_169b1.jpg (下賤之相)
  後:  koku_171a1.jpg (魂性悪相)
描く
  描画対象役割:  聡慧相



  
聡慧相
よみ
  1. かしこきそう
付注
  1. 聡慧相(かしこきさう)」面方長(をもてをもなが)にて額広(ひたいひろ)からず温(うん)」なりと高(たか)く目(め)は眶厚(まぶたあつ)く烏(くろ)」睛(たま)がちにて鮮(あざやか)也眉(まゆ)は眼(め)より」到(いたつ)て高(たか)く鼻梁(はなすじ)さし通(とを)り」口元(くちもと)常(つね)に笑(わら)ふが如(ごと)く耳(みゝ)大(をほ)」いなるも小(ちい)さきも円(まろ)く立(たち)のび」すべて些権(すこしけん)に見(み)ゆる也これ」才智深(さいちふか)き相(さう)と知(し)るべし然(され)」ども智(ち)に慢(まん)して操薄(みさをふか)し』
同義
  1. 慧聡相
文語よみ
  1. かしこきさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_010a0.jpg (至下賤相)
  後:  buk_1_011a0.jpg (魂性悪相)
描く
  描画対象役割:  聡慧相



  
聴慧相
よみ
  1. かしこきそう
付注
  1. 聴慧相種々あれども多くは方長なり〔中略〕耳第2して厚く或は黒子有て又は耳のぐるり薄紅き光あり如此の相ある人は才智万人に勝るゝ者なり
文語よみ
  1. かしこきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0060 (名発相)
  後:  eiman_157_0080 (愚癡相)
描く
  描画対象役割:  聴慧相



  
膂力相
よみ
  1. ちからつよきそう
付注
  1. 頭虎の頭に似て何となる威ある面容に見え○眉高く眉尻上りに太く長し又眉頭に旋毛(つぢけ)有は武士にしてはよし平人は喧嘩口論を好む〔中略〕髯剛く針の如く顔色黒赤きは大力ある相なり
文語よみ
  1. ちからつよきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0120 (魂性悪相)
  後:  eiman_157_0140 (出家相)
描く
  描画対象役割:  膂力相



  
膂力相
よみ
  1. ちからつよきそう
文語よみ
  1. ちからつよきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_165a1.jpg (魂性悪相)
  後:  koku_166a1.jpg (長寿之相)
描く
  描画対象役割:  膂力相



  
至下賤相
よみ
  1. いたってげせんのそう
付注
  1. 前の下賤より又々賤きは丈低く肥面匾面(ひらおもて)にて髪太(かみふと) こがれ生際厚く出づ入つ有て額に角を入たる如く生又少し偏上(かたあが)りなるか〔中略〕○頤の骨横へはつて下頤尖り手足すべて短きは至て下賤の女にて心も愚かに薄命なる者なり
文語よみ
  1. いたつてげせんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0040 (下賤相)
  後:  eiman_164_0050 (慧聡相)
描く
  描画対象役割:  至下賤相



  
至下賤相
よみ
  1. いたつてげせんのさう
付注
  1. 至下賤相(いたつてげせんのさう)」前(まへ)の下賤(げせん)より又(また)卑(いやし)きは丈(せい)」低(ひく)く団(まろ)く肥(こへ)面(かを)ひらおもてに」て髪太(かみふと)く額(ひたい)に角(つの)を入(いれ)たる如(ごと)」く眉尻(まゆじり)低(ひく)ふして薄(うす)く目(め)は」団く魚尾下り耳は小さく」かしげ鼻(はな)は獅〻舞鼻(しゝまひばな)に」て口(くち)大(をほ)いにしてむさくるし」く頤(をとがい)の骨(ほね)横(よこ)へ張(はつ)て下頤(しもをとがひ)」尖(とが)りたるは到(いたつ)て下賤(げせん)にし」て心(こゝろ)も愚(をろか)なり』
文語よみ
  1. いたつてげせんのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_009b0.jpg (下賤相)
  後:  buk_1_010b0.jpg (聡慧相)
描く
  描画対象役割:  至下賤相



  
艱難の相
よみ
  1. かんなんのそう
付注
  1. 艱難する女の相種々あれども面四角に見え下腮(あご)はり髪薄く剛(こは)く光なく顔の色白けれどもぎらぎらとして蕎麦班(そばかす)見え○耳円けれどかじけ白き者は一生艱難する相なりとしるべし
文語よみ
  1. かんなんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0080 (魂性悪相)
  後:  eiman_164_0100 (嫉妬深相)
描く
  描画対象役割:  艱難の相



  
艱難之相
よみ
  1. かんなんのそう
付注
  1. 艱難する相は面かじけ頤(おとがひ)すぼり観骨(ほうぼね)尖り〔中略〕
文語よみ
  1. かんなんのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0080 (愚癡相)
  後:  eiman_157_0100 (破財之相)
描く
  描画対象役割:  艱難之相



  
艱難之相
よみ
  1. かんなんのそう
文語よみ
  1. かんなんのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_162b1.jpg (愚痴相)
  後:  koku_163b1.jpg (破財之相)
描く
  描画対象役割:  艱難之相



  
艱難相
よみ
  1. かんなんのそう
付注
  1. 艱難相(かんなんのさう)」箇様(かやう)の相(さう)は一旦(たん)出世(しゆつせ)すれ共(ども)」後艱難(のちかんなん)なすか始(はじ)め艱難(かんなん)し」て後(のち)に仕合直(しあわせなを)るか也面貌(めんばう)四(し)か」くゝ見(み)へ下腮(したをとがひ)張(はり)髪薄(かみうす)く」剛(こわ)く光(つや)なく顔(かを)の色白(いろしろ)けれ」ども晃〻(きら〳〵)として蕎麦(そば)かす」見(み)へ眉両方(まゆりやうはう)の間(あいだ)迫(せま)り眉(まゆ)」頭濃(かしらこ)く生(はへ)眼(め)は中眼(ちうがん)なれ」ど烏睛(くろたま)小(ちい)さく鼻面(はなかを)に対(たい)し」て小(ちい)さきは艱難(かんなん)の相(さう)と云(いへ)り』
同義
  1. 艱難の相
文語よみ
  1. かんなんのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_011b0.jpg (淫乱相)
  後:  buk_1_012b0.jpg (嫉妬着相)
描く
  描画対象役割:  艱難相



  
艱難遭相
よみ
  1. かんなんにあうそう
文語よみ
  1. かんなんにあふさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_171a1.jpg (魂性悪相)
  後:  koku_172b1.jpg (嫉妬着相)
描く
  描画対象役割:  艱難遭相



  
薄弱之相
よみ
  1. はくじゃくのそう
文語よみ
  1. はくじやくのさう

【関連】
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  出典役割:  増釈麻衣相法全編(同治12[1873年]重鎸・善成堂蔵板)
前後関係
  前:  mai_2_001b0.jpg (孤寒之相)
  後:  mai_2_002b0.jpg (悪頑之相)
描く
  描画対象役割:  薄弱之相



  
薄相
よみ
  1. はくそう
文語よみ
  1. はくさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0050.jpg (孤相)
  後:  keising2_41_0070.jpg (悪相)
描く
  描画対象役割:  薄相



  
薄相
よみ
  1. はくそう
文語よみ
  1. はくさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0050 (孤相)
  後:  sinseig2_47_0070 (悪相)
描く
  描画対象役割:  薄相



  
薄相
よみ
  1. はくそう
付注
  1. 六云薄(はく)相(さう)」薄(はく)とはかたちよはく」気(き)よはく心(こころ)うすく」一つしやうあやうき」事おほし。たとへば」大(たい)海(がい)のうへに一(ひと)葉(は)」をうかべたるがごとし。」よくつゝしみしん〴〵」すべし。舩(ふね)のうへを」こゝろ得(え)べし口(く)舌(ぜつ)」たへず。まづしき」なり』
文語よみ
  1. さくさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_023b1.jpg (孤相)
  後:  kokaman_024b1.jpg (悪相)
描く
  描画対象役割:  薄相



  
貞質相
よみ
  1. ていしつのそう
付注
  1. 貞質相(ていしつのさう)」此相(このさう)は都(すべ)ておとなしき者(もの)に有(あり)て」美人(びじん)の面相(めんざう)に似(に)て眼鼻口(めはなくち)」耳(みゝ)うんなりと見(み)へ眉毛細(まゆげほそ)く」長(なが)く三日月形(みかづきなり)にて色艶(いろつや)よく」常(つね)に眉(まゆ)のうへより眉(まゆ)の間薄(あいだうす)」紅(あか)く光(つや)あり口元少(くちもとちいさ)く見(み)へて」笑(わら)ふ時(とき)は大(おほ)い也背中(せなか)窪(くぼま)ず」円(まろ)し是(これ)温順(をんじゆん)にして夫婦(ふうふ)」和諧(なかよく)する尤操厚(もつともみさをあつ)く仕(つかふ)る」相貌(さうばう)なり』
同義
  1. 夫婦
文語よみ
  1. ていしつのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_008a0.jpg (娼妓相)
  後:  buk_1_009a0.jpg (貧窮相)
描く
  描画対象役割:  貞質相



  
財主之相
よみ
  1. かねもちのそう
付注
  1. 面体種々あれども大様四角円く頭の形円き中に耳の上にて少し矯(はり)て角なくむつくりとし全体の形小さからず大きに見ゆ。〔中略〕右の相ある人は幼若のときは貧なりとも中年後しだいに有福になり子孫栄る良相なり。
文語よみ
  1. きねもちのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0010 (貴尊相)
  後:  eiman_157_0030 (造化好相)
描く
  描画対象役割:  財主之相



  
財主之相
よみ
  1. かねもちのそう
文語よみ
  1. かねもちのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_157b1.jpg (尊貴相)
  後:  koku_159b1.jpg (造化好相)
描く
  描画対象役割:  財主之相



  
財帛
よみ
  1. ざいはく
文語よみ
  1. ざいはく

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_013a0.jpg (命宮)
  後:  suk_1_013b0.jpg (兄弟)
描く
  描画対象役割:  財帛



  
貧相
よみ
  1. ひんそう
付注
  1. 貧相(ひんさう)」貧相(ひんさう)は其貌(そのかたち)いやしく。頭(かしら)」小(ちいさ)く額(ひたい)すぼり。眉目(まゆめ)とも」に間(あひ)せまく。足長(あしなが)く。耳薄(みみうす)」くちいさく。腰(こし)かゞみ背せ」まく。肩せまり。胸骨高(こしぼねたか)」く。顔上下細り。歯顕(はあらは)れ」見(み)えて。唇色白(くちびるいろしろ)く。惣体(さうたい)」上重(かみおも)く下虚(しもきよ)なるは。気(き)も」にごり。声(こゑ)ひゞきわれしかね」のごときは。一生貧(いつしやうまづ)しく。愁(うれひ)」事終(ごとたへ)ず。至(いたつ)てあしき相(さう)也』
文語よみ
  1. ひんさう
相判断
  1. ●●

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_004b0.jpg (孤独)
  後:  buk_1_005b0.jpg (悪相)
描く
  描画対象役割:  貧相



  
貧窮之相
よみ
  1. ひんきゅうのそう
付注
  1. 此相世に至りて多く種々ありといへども先其一ツをしるす面大面にもあれど多くは小面にして額の両角窄(すぼり)てすべて額の間みぢかく髪の色潤ひなく太く剛(こは)し、又は厚く一ツの毛穴より二毛(すぢ)三毛生る〔後略〕
文語よみ
  1. ひんきうのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0030 (造化好相)
  後:  eiman_157_0050 (下賤之相)
描く
  描画対象役割:  貧窮之相



  
貧窮之相
よみ
  1. ひんきゅうのそう
付注
  1. すべて面方長(おもなが)なれども腮(おとがい)窄(すぼ)り色は白きもあり又浅黒もあり白青き者は蕎麦班(そばかす)あるべし或は黒子多し○耳大なれども色黒く又は尖りあるひは小にして貼着(ひつつけ)たるやうなる相の女は薄命(ふしあはせ)にて貧窮する者なり
文語よみ
  1. ひんきうのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0020 (大発迹相)
  後:  eiman_164_0040 (下賤相)
描く
  描画対象役割:  貧窮之相



  
貧窮之相
よみ
  1. ひんきゅうのそう
文語よみ
  1. ひんきうのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_168a1.jpg (大発跡相)
  後:  koku_169b1.jpg (下賤之相)
描く
  描画対象役割:  貧窮之相



  
貧窮之相
よみ
  1. ひんきゅうのそう
文語よみ
  1. ひんきうのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_159b1.jpg (造化好相)
  後:  koku_161a1.jpg (下賤之相)
描く
  描画対象役割:  貧窮之相



  
貧窮相
よみ
  1. ひんきゅうのそう
付注
  1. 貧窮相(ひんきうのさう)」都て面方長(をもてをもなが)なれども腮窄(おとがいすぼ)」り色(いろ)は白(しろ)きも有(あり)又(また)浅黒(あさくろ)も有(あり)}白青(しろあを)き者(もの)は蕎麦班(そばかす)有(ある)べし額(ひたひ)」は開(ひら)きたる様(やう)にて髪薄(かみうす)く兀(はげ)」上(あが)り眉(まゆ)は高(たか)けれ共(ども)薄(うす)く」鼻(はな)もうんなりと見(み)ゆれど根(ね)」元(もと)を引(ひき)たる如(ごと)く口(くち)は面(かを)に対(たい)して」は小(ちいさ)さし眼(め)は白目(しろめ)がちにして」耳(みゝ)は珠腮(たぶをとがい)の方(かた)へ引張(ひつぱり)て色(いろ)」黒(くろ)きは貧窮(ひんきう)の相(さう)と云(いふ)』
同義
  1. 貧窮之相
文語よみ
  1. ひんきうのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_008b0.jpg (貞質相)
  後:  buk_1_009b0.jpg (下賤相)
描く
  描画対象役割:  貧窮相



  
貧賤の相
よみ
  1. ひんせんのそう
付注
  1. 貧賤(ひんせん)の相(さう)」貧賤(ひんせん)の相とは。形(かたち)はちいさく。額(ひたい)すぼり。耳うすく口(くち)ちいさくして」肉(にく)ゆるく。かたちいやしく気(き)もにごり。声(こゑ)のひゞきわれたるかねの」ねのごとく。まゆのあひせばく腰(こし)おれて。背(せ)中(なか)うすく脚(あし)ながく。かた」せまり物(もの) くひ鼠(ねづみ)のくろふごとく。すゞめのはらのごとく。下らなくむな」しうして。上おもく胸」にあらはれて。」おもてななつめのさね」のごとく。上(うへ)下(した)とがり」口(くち)火(び)をふくやう」にて。歯(は)あらはれ」まゆみぢかく。ちゝ」ちいさくよろづの長(ちやう)」短(たん)にて。そろはぬは」貧(ひん)せんの相(さう)也』
文語よみ
  1. ひんせんのさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_026a1.jpg (貴相)
  後:  kokaman_027b1.jpg (孤苦相)
描く
  描画対象役割:  貧賤の相



  
貧賤相
よみ
  1. ひんせんそう
文語よみ
  1. ひんせんさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0100.jpg (貴相)
  後:  keising2_41_0120.jpg (孤苦相)
描く
  描画対象役割:  貧賤相



  
貧賤相
よみ
  1. ひんせんそう
文語よみ
  1. ひんせんさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0100 (貴相)
  後:  sinseig2_47_0120 (孤苦相)
描く
  描画対象役割:  貧賤相



  
貴尊相
よみ
  1. たっときそう
付注
  1. 面体種々あれども多くは方長(おもなが)にして頭円く額のかかり広くながくゆつたりと見え頬骨角立ず円く大に見え耳の根本の骨小さからず此所肉高く正面より見れば耳後へつきて見えざる如く耳の輪(ふち)ばかり身ゆる是肥たるにあらず貴人の相也。〔後略〕
文語よみ
  1. たつときさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  後:  eiman_157_0020 (財主之相)
  前:  eiman_158_0200 (驢耳)
描く
  描画対象役割:  貴尊相



  
貴相
よみ
  1. きそう
文語よみ
  1. きさう

【関連】
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  出典役割:  慶安版神相全編
前後関係
  前:  keising2_41_0090.jpg (富相)
  後:  keising2_41_0110.jpg (貧賤相)
描く
  描画対象役割:  貴相



  
貴相
よみ
  1. きそう
文語よみ
  1. きさう

【関連】
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  出典役割:  神相全編正義
前後関係
  前:  sinseig2_47_0090 (富相)
  後:  sinseig2_47_0110 (貧賤相)
描く
  描画対象役割:  貴相



  
貴相
よみ
  1. きそう
付注
  1. 貴相(きさう)」貴相(きさう)とは十二宮(きう)五官(ご)くわん)四学堂(しがくだう)。八学(がく)六府(ふ)三才(さい)三停(てい)一(いつ)切(さい)の」相(さう)を具(ぐ)足(そく)して。心(こゝろ)きよく形(かたち)ゆたかに。声(こゑ)しづかにて慈悲(じひ)ふかく」心すなをに身(み)おのづから香(にほ)ひ。上停((じやうてい)ながく下(げ)停みぢかく。まゆ」のあいだ広(ひろ)く。まなこ分明((ふんめう)にくろく。はなすぢすなをにして。口(くち)」四(し)の字(じ)のごとく。舌(した)ながくして歯(は)をふきくしろし。頤(おとがひ)とがらず。耳(みゝ)」大きにしてあつく。おもての色(いろ)うすくれなゐのごとくにて。形(かたち)よく」なれあひたる。是(これ)を貴人(きにん)とも聖人(せいじん)ともいふなり』
文語よみ
  1. きさう
相判断

【関連】
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  出典役割:  人相小鑑大全・万延元版(万延元年[1860]刊・正宝堂蔵版、喜多村江南軒述)
前後関係
  前:  kokaman_025b1.jpg (富相)
  後:  kokaman_027a1.jpg (貧賤の相)
描く
  描画対象役割:  貴相



  
貴相
よみ
  1. きそう
付注
  1. 貴相(きさう)」貴相(きさう)三十二相(さう)具足(ぐそく)して。」面体(めんてい)桜色(さくらいろ)にて眉間(まゆあひ)広(ひろ)く。」眼中(がんちう)すゞやかに鼻筋(はなすぢ)通(とほ)り。」口(くち)四(し)の字(じ)の字(じ)の如(ごと)く。舌(した)長(なが)く。声(こゑ)」清(きよ)く。歯(は)揃(そろ)ひて白(しろ)く。大き」に。耳(みゝ)厚(あつ)く。心清(こころきよ)く。貌(かたち)ゆたか」に。正直(せいちよく)にして慈悲(じひ)ふかく。」上(かみ)を敬(うやま)ひ下(しも)を憐(あはれ)み。親族(しんぞく)」和順(わじゆん)し。諸人(しよにん)うやまひ尊(たつと)む。」是(これ)貴人(きにん)とも聖人(せいじん)とも云也(いふなり)』
文語よみ
  1. きそう
相判断

【関連】
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  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  後:  buk_1_001b0.jpg (福相)
描く
  描画対象役割:  貴相



  
造化好相
よみ
  1. しあわせよきそう
付注
  1. 面体下方満(しもぶくれ)にて額窄(すぼみ)たる体なれども高く広く頭大にして円し。○眉ながく眉尻の毛下へ垂て生。〔中略〕全体面体ゆつたりと見ゆるは生涯造化よき相としるべし。
文語よみ
  1. しあはせよきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0020 (財主之相)
  後:  eiman_157_0040 (貧窮之相)
描く
  描画対象役割:  造化好相



  
造化好相
よみ
  1. しあわせよきそう
文語よみ
  1. しあはせよきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_158b1.jpg (財主之相)
  後:  koku_160a1.jpg (貧窮之相)
描く
  描画対象役割:  造化好相



  
遷移
よみ
  1. せんい
文語よみ
  1. せんい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_1_014b1.jpg (疾厄)
  後:  suk_1_015a1.jpg (官禄)
描く
  描画対象役割:  遷移



  
金形
よみ
  1. きんけい
付注
  1. 金形端方ヲ取る、耳額面鼻、口頤腰背、身手腹足、皆色白端方、神清気正し、蘭庭は紫気、盈面ニは、真ノ金形ト為す。』(原漢文)
文語よみ
  1. こんけい

【関連】
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  出典役割:  人相水鏡集約編(宝暦6・1764)[国文学研究資料館蔵・架蔵番号54/303/1-5]
前後関係
  前:  suk_5_002b0.jpg (奇相)
  後:  suk_5_044a0.jpg (木形)
描く
  描画対象役割:  金形



  
金形相
よみ
  1. きんぎょうそう
文語よみ
  1. きんぎやうさう

【関連】
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  出典役割:  相法秘訣(宝暦元年刊[1751]・菅沼穀風述)
前後関係
  前:  hik_1_027b0.jpg (古相)
  後:  hik_1_028b0.jpg (木形相)
描く
  描画対象役割:  金形相



  
長寿之相
よみ
  1. ながいきのそう
付注
  1. 面方長にして肥ず痩ず目鼻口の間ゆつたりと見え○〔中略〕右の相ことごとく具はる人は長寿にして富栄(とみさかへ)子孫多く此上もなき善相(よきさう)なるべし
文語よみ
  1. ながいきのさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0160 (夭死之相)
  後:  eiman_164_0010 (美人相)
描く
  描画対象役割:  長寿之相



  
長寿之相
よみ
  1. ながいきのそう
文語よみ
  1. ながいきのさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_165b1.jpg (膂力相)
  後:  koku_167b1.jpg (美人之相)
描く
  描画対象役割:  長寿之相



  
魂性悪相
よみ
  1. ごんじょうわるきそう
付注
  1. 面長く眉毛所々抜たる如く間疎(まばら)にて○眼円く小さく白眼がちにて黄色なる光自然と見え平素にしり目づかひし〔中略〕後ろの髪の際はえ高く上りものいはんとしては云やみ唯諾するうちに下眼づかひする者は偽り多く心いたつて悪し
文語よみ
  1. こんぜうわるきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_157_0110 (淫乱之相)
  後:  eiman_157_0130 (膂力相)
描く
  描画対象役割:  魂性悪相



  
魂性悪相
よみ
  1. ごんじょうわるきそう
付注
  1. 面に種々あれども匾面(ひらおもて)なる者は観骨(ほうぼね)険に見え又方長なるは額禿上り顔の具(そなへ)せゝこましく見ゆる也○〔中略〕額平日にすゝけ青き色見え筋立もの是等皆魂性悪し又右の相にて舌に黒子あるか頬だすきかけたるは盗魂性ある也
文語よみ
  1. こんぜうわるきさう

【関連】
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  出典役割:  永代雑書万暦大成
前後関係
  前:  eiman_164_0070 (子の無相)
  後:  eiman_164_0090 (艱難の相)
描く
  描画対象役割:  魂性悪相



  
魂性悪相
よみ
  1. こんじょうわるきそう
文語よみ
  1. こんじやうわるきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_170a1.jpg (聡慧相)
  後:  koku_172a1.jpg (艱難遭相)
描く
  描画対象役割:  魂性悪相



  
魂性悪相
よみ
  1. こんじょうわるきそう
文語よみ
  1. こんじようわるきさう

【関連】
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  出典役割:  国宝大雑書(嘉永6年[1853]刊・興文堂主人輯、柳川重信画)
前後関係
  前:  koku_164b1.jpg (淫乱之相)
  後:  koku_165b1.jpg (膂力相)
描く
  描画対象役割:  魂性悪相



  
魂性悪相
よみ
  1. こんじょうわるそう
付注
  1. 魂性悪相(こんじやうわろきさう)」方長(をもなが)も有(あり)平面(ひらがを)も有(あり)腮骨(ほうぼね)」権(けん)に見(み)へ額兀上(ひたいはげあが)り顔(を)の具(そな)へ」せゝこましく眼角(めかど)有(あり)て眼尻(めじり)」に横紋(よこもん)見(み)へ鼻(はな)は節高(ふしたか)く」耳(みゝ)大(をほ)いになれども上(うへ)にて尖(とが)り眉(まゆ)」短(みぢか)く細(ほそ)く薄(うす)し眼(め)は落(をち)くぼ」み或(あるひ)は別(べつ)〻飛出(とびいで)たる如(ごと)く左右(さゆう)」と大小(だいしやう)ありて奥尾(まじり)下(さが)り頤(をとがひ)す」ぼりたる折〻(をり〳〵)空めして人(ひと)の顔(かを)を」見(み)る者(もの)は魂性悪(こんじやうわろ)き相(さう)也』
文語よみ
  1. こんじやうわろきさう
相判断

【関連】
出典する
  出典役割:  文久大雑書万歳暦(貝原益軒述)中の人相図会口伝抄
前後関係
  前:  buk_1_010b0.jpg (聡慧相)
  後:  buk_1_011b0.jpg (淫乱相)
描く
  描画対象役割:  魂性悪相



    
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